
この記事を読むとこんなことがわかります!
・ラジアルフレクションの正しいやり方
・ラジアルフレクションでよくある間違い
・ラジアルフレクションの効果
目次
ラジアルフレクションの正しいフォーム解説!【太い前腕・握力強化におすすめ!】

皆さんこんにちは!マコです!
この「正しいフォーム解説!」シリーズでは、筋トレの動作を写真付きでわかりやすくお伝えしています!
今回ご紹介する筋トレ種目は「ラジアルフレクション」です!
正しいフォームや鍛える際の注意点などを詳しく解説しておりますので、ぜひ参考にしてみてください!
鍛えられる部位

ラジアルフレクションによって鍛えられる部位は主に前腕屈筋群です。
前腕屈筋群とは前腕の表側(手のひら側)にある筋肉の総称です。
ここを鍛えることで、握力を強くしたり、前腕を太くすることができます!
👇前腕屈筋群

フォーム
・ダンベル
①片方のウェイトを外したダンベルを片手に持ちます。(ここがスタートの状態になります)

②手首のみを動かしてダンベルを上げます。

③ダンベルが上まで上がったら、今度は反対にダンベルを下ろします。
④この動作を繰り返し行います。
効かせるコツ
ラジアルフレクションをより効果的に効かせるコツは2つあります!
・手首だけを動かす
・ダンベルを上げるときは1秒で上げ、ダンベルを下げるときは2~3秒ほどで下げる
この2つを意識するだけで、筋肉をより強く刺激することができるようになります。
ですので、ラジアルフレクションを行う際は、この2つを意識するようにしてください。
ラジアルフレクションで扱う重量、回数、セット数
太い腕をつくるためには正しい強度でラジアルフレクションを行う必要があります。
この強度は世界共通ですので、これに従って筋トレを行えば腕は必ず太くなります。
以下に、その強度をご紹介するので、ラジアルフレクションを行う際に参考にしていただければと思います。
<扱う重量> 20~25RM(※1)
<反復回数(※2)> 20~25回
<セット数> 3セット以上
※1.~RMとは「~回をぎりぎり行える重さ」という意味です!ですので、20~25RMというのは「20~25回をぎりぎり行える重さ」ということになります!例えば、10キロのダンベルで動作を20~25回ぎりぎり行えるのであれば、その人にとっての20~25RMは10キロということになります。
※2.反復回数とは、種目の動作を繰り返す回数のことです。
よくある間違い

・ダンベルを下げる位置が浅い
・上腕の力を使ってダンベルを持ち上げている
・ダンベルを握るとことが上すぎる
ラジアルフレクションを行う際によくある間違いは3つあります。
まず1つ目は、ダンベルを下げる位置が浅いということです。

ダンベルを下げる位置が浅いと前腕が十分にストレッチされず、刺激が十分に伝わりません。
なので、ダンベルを下げるときはしっかりと下まで下げて、筋肉の可動域を広くするようにしましょう!
2つ目は、上腕の力を使ってダンベルを持ち上げているということです。

上腕の力を使ってダンベルを持ち上げると、前腕ではなく上腕のトレーニングになってしまいます。
なので、しっかりと前腕に刺激を伝えるために、手首以外はできるだけ動かさないようにしましょう!
3つ目は、ダンベルを握る位置が上すぎるということです。

ダンベルを握る位置が上すぎると前腕に加わる負荷が小さくなり、刺激が弱くなってしまいます。
なので、ダンベルを握るときはウェイトから離れたところを握るようにしましょう!
・勢いを使ってダンベルを上げないようにする
・ダンベルはまっすぐ上げるようにする
ラジアルフレクションの効果
ラジアルフレクションによって得られる効果は以下の4つです。
・前腕が太くなる
・握力が強くなる
・手首の力が強くなる
・疲れにくい前腕になる
前腕はコツコツと刺激を与えなければ太くはならないので、ラジアルフレクションのような種目で鍛えるのが非常に効果的です!
ラジアルフレクションに関するよくある質問

ここではラジアルフレクションに関するよくある質問にお答えしています!
Q.筋肥大目的の場合、回数は10回ぐらいの方がいいの?
確かに筋肥大に適した重量は10RMほどだといわれていますが、前腕の場合は少し違います!
前腕は普段からよく使われる筋肉で、刺激には非常に強くなっています。
そのため、10回程度の反復回数では十分な刺激が伝わりません。
前腕に十分な刺激を与えるためには高回数でコツコツと刺激を与えていくことを意識するようにしましょう!
そうすれば、前腕も徐々に太くなってきます!
Q.筋肉痛にならないのはなんで?
筋肉痛にならない原因はおそらく回数が少ないからだと思います!
先ほどの質問でもお答えしましたが、前腕に十分な刺激を与えるためには低重量・高回数で筋トレを行う必要があります。
低重量・高回数で筋トレを行えば前腕に刺激が入り、筋肉痛になると思います!
Q.前腕の筋トレは毎日しても大丈夫?
前腕は刺激に慣れている部位ではありますが、他の部位と同様に休養は必要です!
なので、毎日行うのはあまりおすすめしません。
多くても週3,4回までにしたほうがいいです!
最後にお伝えしたいこと

皆さんいかがだったでしょうか?
ラジアルフレクションは前腕を鍛えることができるので、「握力を強くしたい!」「前腕を太くしたい!」という方はぜひ試してみてください!
ですが、ラジアルフレクションは手首を痛めやすい種目なので、ストレッチやウォーミングアップは入念に行うようにしましょう!
この記事が少しでも皆さんの参考になればうれしいです!
今日も読んでくださってありがとうございます!
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